2024.09.23
修学旅行と定期テスト、数学は積み重ね! [代表:宮谷]
セルモ3教室では土曜日にテスト対策授業を実施、鶴川教室は鶴川中学校3年生の修学旅行の関係で22日(日)に3コマ、23日(月・祝)に2コマテスト対策授業を実施します。
しかし、鶴川中学校の年間スケジュールは少し首を傾げることが多いです。
内申点が掛かる定期テストの直前に修学旅行や文化祭があります。どうしても精神的に未熟な中学生です。色々なイベントがあれば、そちらになびいてしまい、勉強は疎かになってしまいます。
勿論、そういった環境の中でもやりこなす生徒もいるでしょうが、やりこなせる生徒は少数です。
勉強に集中してもらわないといけない時は勉強にと、もう少しメリハリを付けたスケジュールのほうが良いかなと思います。
さてテスト対策授業の感想です。
テスト対策授業では中学2年生の指導に苦労しました。それは数学で連立方程式の利用と一次関数がテスト範囲として予定されていたからです。
簡単に言うと、連立方程式の利用は小学校と中学1年生で学んだ文章題の苦手範囲の代表格が要素として含まれているからです。
売買・濃度・割合・速さなど、言葉の意味から単位変換・計算公式など、すべてをパーフェクトに理解していないと解けません。
実際に土曜日には、とある生徒さんが「原価・仕入れ・利益・定価」などの言葉の意味が分からず(※2か月前に内容はすべて説明済みなのですが、苦手なのでしばらくすると忘れてしまいました。)、改めてすべて説明しなおすことになりました。
さらに一次関数は、小学校4年生の「ともなって変わる」が理解出来ており、さらに5/6年生で学ぶ比例/反比例、中学1年生の方程式・比例/反比例の公式やグラフ等、こちらもすべてパーフェクトに理解している必要があります。
中学1年生の終盤や中学2年生から入塾してきた生徒さんは、これらがほとんど抜けているケースも多く、通常授業+テスト対策授業を駆使してもやりきれない生徒さんもいます。
そういう意味では、いま小学校3-5年生の生徒さんのご入塾や体験が多いですが、保護者様は勉強とそれ以外の掛ける時間のバランスをよくお考え頂きたいと思います。
小学校では前のblogでも書いたように、ひとりひとりがきちんと理解出来るまで授業や指導をしているわけではありません。極論ではなく「すべて理解出来ていない。」生徒さんが最近はとても多いので、我々のような専門機関できちんと理解度のチェックを受け、理解出来ていない場合はしっかり時間を割いて復習や対策に取り組んでいただきたいと思います。
なお、鶴川中学校2年生の一次関数は、通常1ヶ月半くらいでやる内容をかなり短縮して実施したようです。多くの生徒さんが、「学校の授業は早すぎてほとんど分からなかった。」とのことです。
彼らは夏休みに、上記に書いた小学校や中1で学んでおくべき一次関数のベースとなる知識を復習したのですが、やはりその範囲が広く量も多いので、すべてやりこなすことが難しかったのです。
そうは言ってもテストまで数日なので、なんとか明日中には終わらせるよう持っていきたいと思います。
逆に入塾が早かった生徒さんや、遅かったとしても授業時間やコマ数をしっかり取って頂き復習に時間を掛けれた生徒さんは、こういった問題が起こらないのでスムーズにテスト範囲を終わらせ復習も終わっています。 すでに、5科目の基礎学習・復習がすべて終わった生徒さんもいます。
その差は大きいです。
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