【栗東西ゼミナール】読書感想文の学習効果
こんにちは!
栗東市にある1中学専門塾の栗東西ゼミナール
塾長の石上です。
いきなりですがお子様は文章を書く事は得意ですか?
読書感想文、苦手ですよね??
最近は特にLINEやSNSに見られる
いわゆる「短文」でのコミュニケーションが増加や
YouTube等の動画コンテンツの増加により
文章を「書く力」「読む力」が弱ってきている印象を受けます。
だからこそ栗西ゼミでは小学生に対し「読書感想文」を定期的に実施しています。
小学校時代だけでなく実は東大でも、
「課題の本の感想を言い合う」という授業や、
「この本の感想と考察を3000字のレポートにしてまとめなさい」
という課題があるそうです。
「読書感想文」の延長線上にあることを、
東大生もやっているわけです。
一体「読書感想文」にはどんな学習効果があるのか?
読書感想文の1番のポイントは、
「アウトプットである」(=出力する)ということです。
読書という行為は
「インプット」(=入力する)でしかありません。
「そうなんだ!」
と本に書いてあることを頭に入れるだけの行為です。
しかし、それでは記憶には残りにくいです。
記憶に残し、次に活かせるようにするためには、
「アウトプット」が必要です。
たとえば、昔読んだ本の中で、
内容を鮮明に覚えているものってありますよね?
それって、友達や親御さんと感想を共有した本ではありませんか?
人と「このシーン良かったよね!」
「ここびっくりしたよね!」とその本について
「アウトプット」をしていると、
本の内容を忘れにくいのです。
実は人間の脳は、「アウトプット」したほうが
暗記できるように作られていると言われています。
コロンビア大学の研究では
「インプット3・アウトプット7」
の割合で学習するといちばん記憶に残りやすい
ということがわかっているそうです。
比率を見ていただくとわかるとおり、
「アウトプットのほうが重要」です。
そして、「感想を書く」という行為は
アウトプットにほかなりません。
「この登場人物のこのセリフの言い回しが好きだな」
とか
「あそこに書いてあったライバルの心情って、
ラストのここにつながってすごく重要だよな」
とか、そんなふうにインプットした内容を
頭の中で整理して言語化するのが「感想を書く」ということです。
「なんとなくよかった」ではなく
「ここが、こういう点で、こんなふうによかった」
と言語化することで、本の内容を忘れなくなるのです。
・・・とここまで長くなりましたが
まとめますと
この「アウトプット」の練習が
中学、高校、大学、そして社会に出てからも
非常に役立つ力だということです!!
「うちの子全然本読まないなー」
や
「言ってることがたまにトンチンカン・・」
ぜひ栗西ゼミでトレーニングさせてください。
1:4の個別指導でしっかりとアウトプットの練習をさせていただきます!
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