2024.07.18
人口が15,000倍になった!? [代表:宮谷]
昨日blogに書いた「地球史マップ」ですが、Xでblogの更新をお知らせしたら,
ナショナル・ジオグラフィック社の方からReply頂きました(笑)。
昨日も寝る前に少し読書しました。
面白かったのは、「人類の進化」です。
出典:名古屋大学大学院 門脇誠二研究所
https://www.num.nagoya-u.ac.jp/outline/staff/kadowaki/laboratory/research/human_evolution.html
人類の進化は複雑で、ホモ・サピエンス(現在のヒトに繋がる人種)が約20万年前にアフリカに出現したあと、約6万年前にユーラシア大陸に拡散し、ホモ・サピエンスより先に住んでいたネアンデルタール人と交替しながら、現存する唯一のヒトになったというのが定説です。
しかし、新たな研究も発表されており、ホモ・サピエンスがアフリカから誕生しただけではなく、ユーラシア大陸でネアンデルタール人等と共通した祖先から分岐した可能性など、新たな研究成果も出てきています。
なぜネアンデルタール人や、その他の人種(デニソワ人など)が絶滅したかには諸説ありますが、生殖能力や言語能力の差があったと言われています。その他、文化的な違いや組織力の違いなども影響しているようです。
ただ、そもそも当時の人類は数万人規模(5万人)でしか存在しておらず、ネアンデルタール人やその他の人種が絶滅したと言っても、何らおかしな話では無いこと が分かります。
それから生き残ったホモ・サピエンスは、昨年80億人を超える人口になりました。
当時の推定人口の15,000倍以上になったわけであります。特に、この100年での人口の伸びは驚異的です。これだけの人口増加は、世界的な食料やエネルギー問題に繋がっています。
2050年には100億人近くまで伸びる予測がある一方で、日本を初めとした多くの先進国では少子高齢化になっており、これから人類はどういった変化を果たしていくでしょうか。
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