2024.07.03
少しずつ、何度も、伝える、伝わる [代表:宮谷]
小学生から中学生への気持ちや学習の切り替え大事ですね。
やはり、学習面では高校受験という現実があり、学習量も圧倒的に多くなります。
精神面でも、マナーや社会性で中学生らしさが求められます。
例えば、時間管理や持ち物管理でも、小学生の時はサポートしてもらえたことが、自分自身で考え行動しなければならなくなります。
いきなり中学生になったら自分で出来るようになるということは有りませんから、小学校後半から徐々に切り替えていきたいものです。
そうは言っても、ことがうまく進まないことも多く、どちらの保護者様もやきもきしてされています。
保護者面談でもそのあたりのお話が多いです。
「どうすれば気持ちや行動が切り替わるのでしょうか?」と。
結論を言うと、時間を掛けて少しずつ切り替えていくしかありません。ある日突然切り替わる人もいるかも知れませんが、コツコツ・徐々にだと思います。
やはり成長の速さというのは、人それぞれですからね。
あまり沢山のことを一気に伝えても伝わらないので、少しずつ伝えることを絞って、出来るまで何度も伝えることで、徐々に伝わっていくと思います。
とある中学1年生の女子生徒さん。
6年生の後半からセルモに来てくれましたが、中学校に入ってから学習面での危機感を相当感じたようです。
入塾時から少しずつ伝えてきた中学校の学習の難しさを、ご本人も徐々に実感を持ってきたということでしょう。
授業のあと、必ず残って自習スペースで宿題をやって帰ります。ときには学校の課題も持ってきて、授業後に取り組むようになりました。
あまり多くを語らない静かな生徒さんですが、聞いてみると「学校の授業のスピードが速く、このままでは学校の授業についていけない..。」と語ってくれました。
生徒さん自ら気づいて、自分で行動を変えてくれたのが偉いなと思います。生徒さんの気付きに沿って、保護者様が学習時間や機会を与えてくださっているので、本人もしっかり活かそうと頑張ってくれています。
夏休みも頑張って登校してくれます。数学と英語を受講してくれていますが、夏休み中の夏期講習と通常授業で、学校の2学期中間テスト範囲まではなんとか先に終わらせておきたいと考えています。出来れば、期末テスト範囲まで終わらせられれば理想的です。
そうすると、学校の授業は相当楽に感じるはずです。数学も英語も初めて聞く、学ぶというのが無くなりますからね。その分、他の科目の学習に取り組む余裕も生まれると思います。
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