【城南ゼミ】 前の学年の内容に大きな不安がある 2024年6月22日
こんにちは!
福岡市城南区にある個別指導塾ドリーム・チーム 城南ゼミナール です。
よくある話ですが、「学年を戻って塾で復習を」希望する保護者が少なくありません。
…ってことは前学年のところが抜けてるのか?、とよくよく確認すると
「そうですね…。まったくダメってことではないんですが…」
「見栄を張るというか…できていないのに『これはわかってる!』と言うんですよ。で、やらせてみるとボロボロで…」
ああ、あるある。
小中生のあるあるですね。わかったフリしてやり方の説明中に次々進んで大ハズレ。小学生は特にありますよね。
「学校で、〇〇の単元に入ったらしいんですけど、理解があいまいなまま次々進んでいたみたいで・・・」
理解が速い生徒はそれでできるのですが・・・。
「学校では、先に先にと進むのは、止まってると小学生がすぐ飽きるからみたいですよ」
…。頭の回転力の速い人はいいのですが。。。
「あと、私(母親)に怒られるのがイヤで〇〇に戻って復習したくないみたいです。喧嘩になってしまいます。」
この子はできる!と思った小学生には厳しく行くけど、そうじゃない子は褒めてなんぼですが、家族だと目の前の感情が優先されがちですよね。
という流れから、前の学年の復習を塾で行うことになりました。理解があやふやなまま先に進んでも意味ないし、前の学年に戻ってやれるのが個別のいいところですので。
ただ、これを実現するには、時期が大切だと考えています。
なぜなら、前学年の復習をするには、時間がかかりますし、学習効果を子どもが実感できるにも、時間がかかるからです。
学期の途中であれば、今の内容に必要な部分のみを復習し、今の学校内容に合わせた授業を塾で行えるようにカリキュラムを提案&調整します。
そうすることで、今の学校内容の理解が深まり、塾で勉強している意味と効果を、子どもが実感しやすく、より戻って復習するときに、子どもが意欲的に取り組んでくれるようになるからです。
いまだと、時期的にもうすぐ夏休み。(あと1ヵ月も実はありません・・・!)
夏休みは、1年間でもっとも学習時間をとって、復習ができる機会です。
逆に、春冬の休みは1~2週間しかなく、さかのぼっての復習には限界があります。
さかのぼっての学習をするなら、今が、もっともベストなタイミングです。
1学期の残りの部分に必要な知識をちょっとだけ復習&学校内容に並行(または予習して)、残り1ヵ月弱を過ごし、少しでも塾でやったことで、学校の授業が分かったという経験をもって、夏を迎える価値を、感じてもらえやすいのです。
せっかく通うなら、通ってもらうなら、意味あることをさせてほしいです・・・!