【豊中4ゼミ】kotatsuなっとくの科学 ~【第1話】なぜ梅雨は天気が悪い?~ 2024年6月15日
こんにちは! kotatsuです
豊中第4ゼミナールの松井です!
ドリームチームの内部情報誌『ドリーム通信』
に、以前連載していたシリーズから、
『なっとくの科学』の一部を
紹介していきます!
登場するのは豊中第4ゼミの師匠と、
たい焼きが大好物で言葉を話す
飼い猫の『コタツ』です。
絶妙のやり取りをお楽しみください!
もうじき、うっとうしい『梅雨』がやって来るのう…
ん? 『つゆ』って何ニャ~? 具が入ってない味噌汁か何かニャ?
食べるものではないわい! 梅雨は、春から初夏にかけて、雨やくもりが1ヶ月以上続く時期のことぢゃ。梅雨が明けると、本格的な夏がやってくるのぢゃ!
日本の天気は、春とか夏とか冬とか、何でコロコロ変わるんニャ?
日本の天気は、日本周辺にある空気のかたまり『気団』によって決まるのぢゃ。とっても大きな空気のかたまりで、天気予報では「高気圧」と呼んでおる。この気団の勢力の大小で四季の変化が起こるのぢゃ。
「きだん」?
うむ。図にあるように、日本周辺にある気団は4つで、すべて性質が違うんぢゃ。西にある2つの気団は陸地にあるので乾燥していて、東にある2つは海の上にあるので湿っているんぢゃ。また、北にある2つは寒冷で、南にある2つは温暖なのぢゃ。冬は「シベリア気団」の勢力が強くなるので寒くて乾燥し、夏は「小笠原気団」の勢力が強くなって暑くジメジメした天気になるのぢゃ。
高気圧は天気が良いって、天気予報で聞いたことあるニャ。
そう。天気が悪くなるのは、高気圧にはさまれた「低気圧」や「気圧の谷」、気団どうしがぶつかりあった「前線」と呼ばれるところ。『梅雨』は『梅雨前線(ばいうぜんせん)』という前線が停滞して、ぐずついた天気が長く続くのぢゃ。
梅雨は、どの気団が関係しているニャ?
冬から夏にかけてなので、「シベリア気団」と「小笠原気団」のぶつかり合いと思われがちぢゃが、雨がよく降るので湿り気の多い気団どうし、つまり「オホーツク海気団」と「小笠原気団」のぶつかり合いでできる前線によるものなのぢゃ。試験によく出るので、ちゃ~んと覚えておくんぢゃぞ!
梅雨になると、たい焼きにカビがはえるニャ! 大変ニャ!
おぬしは焼いてすぐに食べるから、カビなんてはえるヒマないぢゃろ!
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