2024.05.10
感動! 小学生が一所懸命自分自身の課題を改善! [代表:宮谷]
鶴川教室は小学生の生徒さんが大変多いのですが(写真は以前のです。)、
皆さん自身の課題を解消しようと思って、本当に一所懸命取り組んでくれています。
昨日も小学校4年生の生徒さんが、GWの間の学校登校日で学校授業を休んだ(お墓参りの関係)ので、その部分を勉強したいとリクエストがあり対応しました。
自分からそこが不安だからきちんとやりたいと言えるのが素晴らしいですね。
算数の角度の問題でしたが、直角や円の角度を理解出来たので、繰り返し声に出して言っていました。
別の小学校6年生の生徒さんは、算数のさかのぼり学習に取り組み中ですが、苦手な割り算のひっ算で間違えた解法が自分の中で定着してしまい、どうしてもその間違ったやり方でひっ算を実施してしまうクセがありました。
そこを解消しないと正解しないので、改めて正しい手順を順番に示し、その生徒さんが何を勘違いしているのかを生徒さんと共に何度も確認したところ、生徒さん自らひっ算 で間違えやすい箇所にメモをいくつも書き込んでくれました。
そこから類題復習を繰り返し、最後は自力で解けるようになりました。入塾時は勉強の苦手に自信の無さが溢れていましたが、こうやって踏ん張って取り組んでくれていることに感動しました。
感動したので、お母様にもお電話で報告差し上げた所、お母様もとても喜んでおられました。お母様は私以上にご心配されているので、こういったお子さんの成長は本当に嬉しいですよね。
また、別の小学校1年生の生徒さんですが、足し算の問題に取り組んでいます。今の小学校の算数は、単純な足し算の問題は少なく、文章で問われるケースが多いです。
当然1年生の生徒さんですから、その文章に書いている言葉の意味が分からなかったり、イメージはつかないことがあります。
生徒さんに「大丈夫かな?分かる?」と聞いてみた所、「◯◯ってこういう意味だよね?」と自分で反復確認してくれました。ノートを見てみると、「◯◯って△△のこと」とメモが書いていました。
声に出して確認したり、自分で気づきをメモすることはとても大切です。勉強を避けるタイミングもあった生徒さんですが、こうやって取り組んでくれて嬉しかったです。
それぞれ勉強の得意・不得意はあると思いますが、こうやって自分の課題に向き合えるって素晴らしいと思います。
最初は苦手でも根気強く取り組むことが大切です。
すぐに諦めたり、逃げてしまう人もいます。そういった場合も、保護者さんや我々指導側の人間は根気強く声がけし、励ますことが大切と考えます。
大人がすぐに「あの子はやる気が無いので。」と決めつけてしまうと、学習の連続性が担保されませんし、より自信を無くし何もしなくなります。
やる気というのは、繰り返し取り組んでいく中で、自ら動き出すタイミングが誰しもあります。
それが早い人もいれば、遅い人もいる。
しかし、自ら動き出し最後までやり遂げる経験をしないと、大人になってもずっと同じことを繰り返すはずです。
根気強く、辛抱強く取り組むことの大切さを感じる1日でした。
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