国立大学に合格する方法
ことし国立大学に合格した生徒さんは、中1から通塾していました。
その前の年まで、当塾ではオンラインのAIレッスンを中心として、それ以外は学校の宿題の面倒を見るというスタイルでやっていましたが、そのシステムに生徒によっては上手く行かない欠陥があったのでやめて、フォレスタに切り替えたところでした。
フォレスタという教材は、塾の紹介ページでも書いていますが、中学生が学校の定期テストで80点以上を目指すためのものです。
私は以前、個別指導塾の室長をしていたときに、このフォレスタを使っていて、しっかりと結果が出ていたので採用に踏み切ったわけです。
ただ一つ問題があったのは、私一人で教えるので、とても面倒だということでしたが、がんばって教えることにしたのです。
生徒さんの成績は大体上がり、それ以降の中学生も80点以上を取るようになっています。
今回国立大学に合格した生徒さんは、中学生のときは英語と数学の授業を毎週行っていました。
コロナで通塾が規制されたときはオンラインでお教えしましたね。
それ以外の科目は、質問受付とテスト前にプリントで少しだけ復習していました。
ほとんどの生徒さんは、英語と数学の成績が上がれば、他の科目は自動的にできるようになります。
高校受験前には、過去問演習を徹底的にやりました。
また、この生徒さんには「論理エンジン」もやっていただきました。
これの成果で、かなり国語力がついたと思います。
高校生になってからは、学校から十分な教材が配布されるので、それらをとことんやりぬいてもらいました。
特に数学は、ほとんどの問題をいっしょに解いていって習熟していただきました。
英語は、文構造を捉えることを常に意識してもらいました。
その根底には「論理エンジン」があり、現代文の問題はかなり自力でできるようになり、それほど教えることがなくなりました。
もちろん当塾の学習システムが良かったのだと思いますが、それ以上に本人の努力が素晴らしかったと思います。
共通テストや私立大学の入試は、ほとんどマークシートですが、国立大学のいわゆる2次試験は、記述式です。
理科の問題も相当書き込む必要がありますし、英語の問題も長文の英文和訳や英作文です。
これらも、入試前には過去問でどんどんやっていただきました。
こういう問題の正解は、問題集の解答解説を見てもわかりません。
模範解答と解き方は載っていますが、実際にどこが良くてどこがおかしいかは、添削する必要があります。
そういったところを含めて、二人三脚ですすめたのが、今回の国立大学合格という結果に結びついたのでしょう。
ともかく、おめでとう。
そして、人生の船出に、ヴォン・ヴォヤージュ\(^o^)/