生徒の集中力を、自分と同じ目線で考えてはダメという話
私は、学生の頃より集中力が
ずっと強くなっている気がする。
高校生の頃は、1時間ほどで
集中力の限界を迎えていた。
しかし、今は何時間でも平気で勉強し続けられる。
よく『大人になると集中力が落ちる』
というセリフを耳にするが、人間の集中力は
いつくらいでピークを迎えるのだろうか?
1 集中力のピークは43歳
https://www.businessinsider.jp/post-100550#:~:text=2015年、ハーバード大学と,迎えることがわかった%E3%80%82
集中力は43歳! 人間の脳のピーク年齢は、能力ごとに違っていた全ての能力がピークにある時はない。www.businessinsider.jp
こちらの記事を参考にすると
なんと人の集中力のピークは43歳のようだ。
私が思っていたより、ずっと上の年齢であった。
ちなみに、『新しいことを学び、理解する能力』
こちらに関しては、50歳前後がピークなようだ。
年齢を重ねるとなんとなく
集中力も下がり、新しいことも覚えられなくなる印象があったが
そんなことは全くないようだ。
2 生徒の集中力
授業をして生徒を見ていると
『なぜ、こんなにも集中力がすぐに切れるのだろう?』
とう思うことは正直多々ある。
しかし、自分の中学生だった頃を思い出すと
確かに50分の授業でも集中し続けることは不可能だったように思うし
こういった研究を見ると、ある意味しょうがない部分もあるのかもしれない。
集中できていない生徒に対して『集中しなさい。』
と伝えるのは簡単だが、それで集中できたら苦労はしない。
私は集中で来ていない生徒に対して
『ペンを持ち続けなさい。』、『机を綺麗にしなさい。』
『顔を上げて聞きなさい。』、『問題を解くときは、口を開いてはダメ。』
など、具体的な指示をするように心がけている。
集中するための型のようなものを
伝えているつもりである。
3 まとめ
生徒が自分より集中力が持たないのは
ある意味自然なことであり、そこは無理に
矯正する必要はないのかもしれない。
(もちろん、程度にもよるが)
集中できていないのは、もちろん良くはないが
その能力に関しては、ある種の諦めを抱くことも大事なのかもしれない。