2024.03.25
【城南ゼミ】 塾や学校では解けていたはずなのに、家やテストでは解けなかった。。。っていう経験。 2024年3月15日
よく授業中に、生徒を前にして
「わかる、とできる、はちがうんだ。」とか、「わかったの先に、できたがあるんだ。」
という言葉を発します。
それは、どういうことかと言いますと、
授業中の授業内容をしっかり聞いて、先生の言うことがちゃんと納得できた、理解できた。
ところが、家に帰って、いざ問題を前にすると、あれ?となって、問題が解けない、正解に行きつかない。
これこそ、「わかったけど、できない。」なのです。
すなわち、知識のインプットは完了しているが、
今度はインプットした知識を使っての、アウトプットできない。
当然のことながら、アウトプットできなければ得点にはなりません。
近年の入試の難易度が上がり続けています。
このアウトプットの方法が難しくなっていることも、大きな原因のひとつです。
そして、アウトプットの力が一番試されるのが、記述形式の問題です。
頭の中では理解できている、なのにそれを採点者に通じるような形で表現ができない。
正にアウトプットの力不足の典型です。
では、その力をつけるにはどうすればよいかということになります。
が、勉強にそんな甘い汁はありません。
簡単に身につくような凄いツールなど存在しません。
王道を行くしかありません。
すなわち、いかにたくさんの問題にあたり、
それを消化して自分の物にしていくか、これに尽きます。
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