大学推薦入試「筆記試験・小論文である疑問」Part2「筆記試験の点数が高いと面接で有利になるの?」|総合型選抜・推薦型選抜|KOSSUN教育ラボ
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KOSSUN教育ラボ|総合型選抜(AO入試)推薦入試専門塾 副代表の西村です。
今回は大学推薦入試の「筆記試験・小論文でよくある疑問Part2」の解説をします。
【筆記試験・小論文でよくある疑問Part2】
「筆記試験の点数が高いと面接で有利になるの?」
そもそも、なぜ、大学は筆記試験を実施するのでしょうか?
その目的は「足切り」です。
本来であれば、大学はできる限り多くの受験生と面接をしたいと考えています。
ですが、受験者数が多ければ、全員と面接することは物理的に不可能です。
そこで、やむなく面接する人数を絞るために、筆記試験、小論文試験を設けて「足切り」するのです。
「受けるからには満点通過!」と意気込むのはいいですが、面接に進めば、筆記試験の点数がそのままスライドして有利に働くとは限りません。
もちろん、筆記試験の点数を参考、合算して合否を出す大学もあります。
ですが、筆記試験を突破したら、横一線のリスタートになることが多いです。
これを「スライド方式」と呼びます。
これまで、数多くの大学教授にインタビューしてきましたが、そのほとんどは「面接では横一線のスタートで評価する」とおっしゃっていました。
それこそ、大勢いる受験生の中でたった一人だけ「満点」を取るなど、ダントツに高得点を取れば話は別です。
それだけ群を抜いていれば、面接官も「筆記試験の成績がトップだね」と声をかけてくれるでしょう。
面接ではきっとその話題で盛り上がること間違いなしです。
ですが、それは極端な話です。
面接はまた新たな選抜、つまり、リスタートすると考えた方がいいでしょう。
筆記試験で高得点を稼いだと自信のある人でも油断は禁物です。
逆に、「筆記試験でミスしてしまった……」と反省している人でも、面接で挽回は十分に可能です。
筆記試験で高得点を取ったからといって、慢心していたら面接で逆転負けを喫します。
そうならないためにも、「筆記試験は過去のもの」として、頭を切り替えて面接準備に臨みましょう。
筆記試験を突破したら、横一線のリスタートになることが多い
次回は大学推薦入試の「筆記試験・小論文でよくある疑問Part3」を解説します。
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