志望理由書で合格るためのポイントPart3「一貫性の提示」編|総合型選抜(AO入試)・推薦型入試|KOSSUN教育ラボ
KOSSUN教育ラボのブログにご訪問頂きありがとうございます。
こんにちは!
KOSSUN教育ラボ|総合型選抜(AO入試)推薦入試専門塾 副塾長の西村です。
今回は大学推薦入試の志望理由書で合格るためのポイントPart3「一貫性の提示」の書き方を解説します。
【志望理由書で合格るためのポイントpart3】
前回、Part2では志望理由書の中でも最重要といっても過言ではない冒頭、「志の宣言」について解説しました。今回は、その志に至った経緯や志に向けて行った活動などを展開するパートである「一貫性の提示」の書き方を解説します。
志望理由書を書く際に気を付けるポイントは、「ストーリー」を意識するということです。
ここでいうストーリーとは、志望理由書を展開する筋道のことです。
読ませる文章には必ずストーリーがあります。
ストーリーがあるから読み手は感情移入することができます。
ストーリーの良し悪しで志望理由書は決まるといっても過言ではありません。
□過去
□現在
□未来
志望理由書にはこの3つの時系列に沿って、展開されるのが一般的です。
それぞれ整理したら、ストーリーとしてつなげる必要があります。
各パートでブツ切りにならないように気を付けなければなりません。
KOSSUN教育ラボでは、特にストーリーのつながりを意識するように指導しています。
志望理由書でハネられる受験生の多くは、このつながりが不自然だからです。
次の文章をご覧ください。
過去「これまで私は野球を続けてきました」
現在「現在は日本野球界発展のための研究に関心があります」
未来「将来は野菜ソムリエになりたいと思っています」
過去、現在はつながっていますが、未来は唐突に感じます。
これは極端な例ですが、このようにストーリーに一貫性、必然性が見えない受験生は多いのです。
一貫したストーリーを作る作業はそう単純ではありません。
なぜなら、いくつもの切り口があるからです。
切り口は一人ひとり違います。
「模範解答」があるわけではありません。
どのような切り口でストーリーを展開するのか、それこそ受験生の個性が伝わる点なのです。
十分に時間をかけて魅力的なストーリーを作ってください。
さらに、面接では志望理由書から質問されるとPart1で解説しました。
ですから、志望理由書は面接を見据えて戦略的に書くべきです。
つまり、面接官の行動パターンを逆手にとって、あえて相手が質問したくなるような穴を作っておくのです。
これは面接官が思わず、あなたに直接会って質問したくなるような「しかけ」です。
KOSSUN教育ラボではこのしかけを「フック」と呼んでいます。
上級者のワザになりますが、いくつかフックをしかけることで、一気に戦略的な志望理由書へと変貌します。
続きが気になって読みたくなるようなフックを用意できるかどうかで差がつくのです。
次回は大学推薦入試の志望理由書を突破するためのポイントPart4「志望動機」の書き方を解説します。
質問や相談がある方は、ぜひKOSSUN教育ラボ公式ホームページまでお問合せください。
また、KOSSUN教育ラボでは総合型選抜(AO入試)、推薦入試受験生、保護者を対象に無料個別相談会を実施しています。
KOSSUN教育ラボのプロ講師がマンツーマンであなたの質問、相談にお答えします。ぜひ、お気軽にご参加ください。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
質問、相談大歓迎!