ノートのまとめ方 ◎EDIX春田校
こんにちは。
いよいよ明日から富田中学、はとり中学の期末テストが始まります。
この期に及んでノートまとめをしている場合ではないのですが、
生徒達のノートのまとめ方を見て愕然としたことがあったので書いておきますね。
【ノートをまとめる目的】
① 授業の復習
帰宅したらすぐにノートをまとめることは授業の反復につながるので効果的です。
② 知識の整理
記憶があいまいになっていたり、授業中は板書写しに追われて思考が追いつかなかった生徒達は家で一度、知識を整理し、覚えるべきことは覚えてしまいましょう。
【絶対にやってはいけないこと】
① 教科書丸写し
写経のように教科書を一生懸命写す生徒がいますが、これは時間と労力の無駄で点数は全くと言ってよいほど上がらないでしょう。
先述した「目的」がわかっていない生徒はこのように、とりあえず何か書く、そして文字でビッシリになったノートを見て、勉強した「錯覚」に陥ります。
現に成績上位者はノート丸写しをしていません。
② カラーマーカーの多用
何色もマーカーを用意して教科書を光らせたり、ノートを光らせたりする生徒がいますが、これもまた目的が不明です。
モノクロをカラーにすると点数が伸びる??? 謎です。
色はせいぜい赤と青を用意して、大切なことは赤で、注意は青で、のように色に意味を持たせることもまた重要です。
③ 助詞がある長文をノートに書く
覚えるのだから文ではなく、短い語句と記号でまとめることが必要です。
特に社会の歴史分野では「→」は便利ですよ。
例:1600年 関ケ原の戦い(岐阜)…東 徳川家康 VS 西 石田三成 →家康 勝ち
→1603年 征夷大将軍→江戸幕府
など。
その他、いろいろと細かい注意があるのですが、詳細は「EDIX春田校 ブログ」で検索してブログをご覧ください。
ノートを「メモ」として使ってはいけません。
「EDIXの授業では科目ごとにノートを用意した方がいいですか?」
と聞かれることもありますが、当然の当然です。
合冊でノートを作ろうとしている生徒はメモ程度の価値しかないノートとなります。
覚えられない、単なる授業中の儀式として手を動かすためのノート。
ノートの取り方、まとめ方が学力に大きな影響を与えるといっても過言ではありません。
そのノートは、「成績が上がるノート」「授業を思いだせるノート」になっているでしょうか。
今一度、自分のノートと向き合ってみませんか?