自学自習が最強の学習法である理由
こんにちは!
今日は「自学自習が最強の学習法である理由」というテーマで、少し肩の力を抜きつつお話ししてみたいと思います。
中学生のお子さんをお持ちの保護者の皆さん、「塾に行かせるべきか」「家庭教師をつけるべきか」と悩むこと、よくありませんか?
世の中には「成績アップのための最短ルート!」とか「これさえやればOK!」みたいな情報があふれています。
でも、そのなかで昔から根強い支持を集めているのが「自学自習」。
つまり、自分で勉強する、というシンプルな方法です。
さて、この「自学自習」、なぜそこまで最強と言われるのでしょうか。
まずよくある一般論として、「分からないことは先生に聞くのが一番早い」という考え方があります。
もちろん、分からないまま放置するより、質問してすぐに解決した方が効率は良いです。
でも、実はここにちょっとした落とし穴があるんです。
というのも、「分からないことがあったらすぐ先生に頼る」習慣がついてしまうと、自分で考えるクセが育ちにくいんです。
勉強って、結局は自分の頭で「あれ?どういうことだろう」「もう一度調べてみよう」と悩み、工夫しながら解決していく作業です。
自学自習では、その“考える力”や“試行錯誤する力”がグングン伸びていきます。
たとえば、ある問題が分からなかったとき。
まず自分で教科書やノートを見直し、どうしてもダメなら調べてみる。
それでも解決しないなら、ようやく人に聞く。
この流れが自然にできるようになると、実は勉強だけでなく、人生のいろんな場面で「困ったときに自分で乗り越える力」が育つんです。
また、自学自習の強みは「自分のペースで進められること」。
塾や学校では、どうしても全員が同じペースになりがちですが、自学自習なら「ここが苦手だから何回も繰り返そう」「今日は得意なところをまとめて進めよう」と、柔軟に調整できます。
自分で計画を立てて進めることで、時間管理や目標設定の力もついてきます。
「でも、うちの子は自学自習が続かない…」というお悩みもよく聞きます。
たしかに、最初は誰でも挫折しがちです。
ここで大切なのは「いきなり完璧を目指さないこと」です。
まずは10分だけ、今日は英単語だけ、など“小さな目標”からスタートしてみてください。
続けるうちに「できた!」という成功体験が積み重なって、自信やモチベーションにつながっていきます。
とはいえ、全てを一人でやる必要はありません。
どうしても分からないときや、つまずいてしまったときは、塾や先生、家族の力を借りるのも大事です。
ただ、「最後の最後は自分で考えてみる」「まずは自分でやってみる」というクセをつけておくと、将来の“自立した学び”につながります。
というわけで、自学自習が最強の学習法である理由は
・自分で考える力、調べる力がつく
・自分のペースで進められる
・成功体験が自信ややる気につながる
この3つが大きなポイントです。
親御さんとしては、つい手や口を出したくなることもあると思いますが、ちょっとだけ見守る勇気を持つのも、時には大事かもしれません。
お子さんが自分なりの「勉強スタイル」を見つけられるよう、そっと応援してみてください。
今日の「小さな自学自習」が、きっと未来の大きな力に育ちますよ!