英語の勉強は音読こそが最強の勉強法
こんにちは!
今日は「英語の勉強は音読こそが最強の勉強法」というテーマで、みなさんと一緒に考えてみたいと思います。
「英語、どうやって勉強すればいいんだろう?」
これは、中学生の保護者の方から本当によく聞かれる質問です。
最近は、英語の勉強法もいろいろ。
単語帳を覚える、リスニングアプリを使う、英語の映画を見る…と選択肢が増えています。
その中で、なぜ「音読」が“最強”と言われるのか。
今日はその理由を、できるだけ分かりやすくお伝えしたいと思います。
まず、多くの方が「英語は暗記科目」と思いがちです。
単語を100個、文法を20個、とにかく覚えてテストに挑む。
このやり方も、もちろん大切です。
でも、「覚えたはずなのに、テストになると単語が思い出せない」「長文を読むと内容が頭に入ってこない」といった経験、ありませんか?
この「知識はあるのに使えない」状態を解決するカギが、実は“音読”にあるんです。
音読とは、その名の通り「声に出して読む」こと。
これをものすごくざっくり言うと、「目・耳・口・脳」を全部使って英語をインプット&アウトプットする方法です。
たとえば、教科書の英文を声に出して読むだけで、
・スペルを見て意味を思い出す
・正しい発音を意識する
・文章のリズムを体感する
・内容を理解しやすくなる
など、一度にいくつもの力を鍛えられます。
サッカーのドリブルとパスとシュートを一度に練習しているようなものです。
さらに、音読には「脳に定着しやすい」という強みもあります。
日本語でも、何度も声に出して読むうちに内容が自然と頭に入っていた、という経験ありませんか?
英語でも同じで、声に出すことで“体にしみこむ”ように覚えられるのです。
「でも、音読ってちょっと恥ずかしい…」「家だと声を出しづらい…」
そんな声もよく聞きます。
その場合は、小さな声や、口パクだけでもOKです。
大事なのは「声に出す意識を持つこと」。
最初は1日5分、教科書の1ページだけでも十分です。
音読が効果的な理由は、実は科学的にも証明されています。
英語の得意な人ほど、毎日音読をしているというデータもあります。
リスニング力が上がった、長文が読みやすくなったという声もたくさんあります。
とはいえ、「音読だけしていればオールOK!」という話でもありません。
単語の暗記や、文法問題もやっぱり必要です。
でも、その知識を“使える力”に変えるためには、音読という「架け橋」がとても大きな役割を果たしてくれるのです。
親御さんとしては、「本当にこんな単純な方法で大丈夫?」と感じるかもしれません。
でも、音読は「地味だけど確実に効く」昔ながらの勉強法。
しかも、お金も特別な道具もいりません。
今日からすぐ始められます。
というわけで、「英語の勉強に悩んだら、とりあえず音読をしてみる」。
これが意外と最強の近道かもしれません。
お子さんと一緒に、まずは声に出して読んでみる習慣、始めてみてはいかがでしょうか?
意外なほど、英語の世界が広がるかもしれませんよ!