【豊中第3ゼミ】5×0は0 5÷0は『できない』!?
こんにちは!
豊中第3中専門の個別指導塾、豊中第3ゼミナールの松濱です!
突然ですが皆さん
5×0はいくつになるでしょうか?
「馬鹿にするんじゃないよ!」
という声がパソコン越しにも聞こえてきそうな気がします。
答えは当然
「0」
ですよね!
小学校の掛け算を習う際に、
「0を掛けても、0に掛けても0じゃん!楽勝!」
と思った方も多いのではないでしょうか?
では問題を変えて…。
5÷0はいくつになるでしょうか
おそらく、ぱっと答えが出る人は少ないのではないでしょうか?
「試しに機械でやってみよう」
と考えた人は、しばらく後に
「ん?なんだこれ?」
となること間違いなし…!
スマホでやっても電卓でやっても、何億もするスーパーコンピューターを使っても、
その画面には「エラー」が表示されるはずです。
そう、0で割る割り算は、
現在どう頑張っても計算ができない、解くことができない問題になっているんです。
というのも、割り算はざっくりいうと
「元の数を同じ数のグループに分けたときにいくつそのグループができるか」という計算です。
40人いるクラスを5人づつのグループに分けたなら、8グループができる。
なので、40÷5は8、ということになります。
では、同じ40人のクラスを0人のグループに分けたとき、何個のグループができるでしょう?
40人を0人に分ける…?
0人のグループは形だけ作ろうと思えばいくらでも作れますが、
もともとの40人はそのまんま、つまり割り算はされていませんよね?
どう頑張っても、一つでも数があるなら0個に分けることはできません。
なので、0による割り算は計算がそもそもできない、ということになるのです。
簡単そうに見えて意外な落とし穴がある問題でした。
算数、数学とは知れば知るほど奥が深いですね…。私は嫌いでしたが…。