【豊中第3ゼミ】論理クイズで「考える」を身につける!【6月分解答付き】 2024年6月6日
こんにちは!豊中第3ゼミの松濱です!
今回は私が以前の教室にいた際に教室の生徒や小学校への配布の際によく渡していた「論理クイズ」というものをご紹介したいと思います!
「そもそも論理クイズって聞いたことがない!」という方も多いと思います。
論理クイズというのはクイズの中でも「問題文を読んで論理的に考えれば必ず答えが出る」という純粋な思考だけで答えを導くクイズのことです。
普通のなぞなぞと異なり、言葉遊びやひっかけという要素が無いので純粋な思考力を試すことができ、計算の要素を含む問題も多いので文字通り「論理的に考える力」を鍛えることができます。
そんな論理クイズを布教するため、小学校での配布物や校舎前の資料の中に私が「これは良い!」と思った論理クイズを同封しております。
毎月更新しようと思っていますので、是非楽しみにしていただければと思います!解答もこちらのブログにて掲載させていただきますよ!
そして6月分、記念すべき第1回の問題はこちら!
あさってが昨日である時の「今日」は、
おとといが明日である時の『今日』と同じ日数分だけ水曜日から離れている。
【今日】は何曜日だろうか?
曜日の違う3つの【今日】が入ったこの問題。
同じ今日という言葉に惑わされず、しっかりとそれぞれの【今日】と水曜日との関係を考えられるかどうかが、
この問題を解くカギになります。
あさってが昨日である時の「今日」
おとといが明日であるときの『今日』
この2つの日付の今日をまずわかりやすく言い換えてみましょう。
あさって(=2日後)が昨日(=1日前)になる今日とは、2日後のさらに1日後、つまり3日後のことだとわかります。
おととい(=2日前)が明日(1日後)になる今日も同様、2日後のさらに1日前、つまり3日前のことになります。
つまり問題文に書かれている「今日」と『今日』はどちらも【今日】から3日離れているということになります。
そしてどちらも水曜日から同じだけ離れている、ということは、【今日】は水曜日以外ありえない、ということになります。
比較的シンプルな問題ですが、あえて解りにくく書かれている文章を翻訳する、ということは論理クイズでは重要な要素の一つです。
国語の読解でも、難しい言葉を難しいまま受け取るのと、自分なりにわかりやすい言葉に変えて読むのとでは難易度が大きく違ってきます。
読解力はあらゆる科目、そして人生の中でも重要になってくる力です。
ぜひぜひ塾長松濱厳選の論理クイズで読解力を鍛えていきましょう!