【園田東】あけましておめでとうございます! 2024年1月2日
あけましておめでとうございます。
塾生のみなさん
年賀状の正月クイズの正解と解説です
第一問「謹賀新年」は尊敬語?謙譲語?
解答と解説
尊敬語とは相手の動作に敬意を払うもので、「召し上がる」とか
「お~になる」というものですね
謙譲語とは逆に自分や身内の行為をへりくだることで
相手に敬意を払うというもの。
「いただく」とか「お~する」というのが代表的なものですね。
では、「謹賀新年」はどうかというと書き下す(送り仮名や助詞をついかすること)と
「謹んで新年をお祝い申し上げる」ということになるため、正解は謙譲語です。
謹んで(つつしんで)というのは「敬意を払って、うやうやしく行為を行う」という意味なので
この1文字だけで謙譲の意味になりますね。
第2問 元旦と元日の違い
あるあるクイズですね。元日は1月1日のことで、元旦とは1月1日の早朝のことです。
旦の字は、水平線(地平線)から上る朝日を表していると言われているので、初日の出ですね。
第3問 鏡餅を飾る目的
鏡餅を飾るのは新年とともに「年神様(としがみさま)」がやってくると考えられていたため
年神様へのお供物として飾っているということです。ですので鏡餅は年神様がやってくる年末から
お正月の終わる(年神様がいる)1月10日前後まで飾るということです。
第4問 「なすび」「富士山」「鷹」
初夢(正月はじめに見る夢)に見ると縁起が良いとされているものです。
ちなみに一般的には初夢というのは、大晦日に寝て元旦に起きるときではなく、
1日に寝て2日に起きる夢をさします。
第5問 お正月は明治時代までは今よりもおめでたかったのはなぜか?
それは、昔は都市を超えるとみんな1歳、年をとると考えていたからです。
これを数え年(かぞえどし)といいます。今は誕生日が来ると(正確には誕生日の前日の12時をすぎると)1歳年をとりますが、昔は正月にみんな年をとっていった、つまりお正月が誕生日のようなものだったわけです。それはおめでたいですし、お年玉も貰えそうですね。今の子どもたちはお年玉も誕生日プレゼントも両方もらえて良いですね!
というわけで、今年も一年一緒にがんばりましょう!