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【園田東ゼミ】私立倍率で不安にならないで!

こんにちは、【尼崎市】にある、【園田東中】専門塾 園田東ゼミナールの室長 山崎です。

兵庫県では、私立高校の出願が近づいてきました。
そこで今回は【私立高校の倍率】について改めて解説します。

私立高校の倍率はなぜ高いのか?

毎年、私立高校の倍率が発表されると、受験生や保護者の皆さんから
「こんな倍率で大丈夫?」とよく質問されます。

確かに、公立高校に比べて私立高校の倍率は高く見えます。
しかし、その仕組みを理解すると「なるほど!」と納得できるはずです。

専願と併願の違い

  • 専願:合格すれば必ずその高校に入学する。
  • 併願:合格しても公立高校を受験する。

この違いが倍率の高さに大きく関わっています。

「戻り率」とは?

「戻り率」とは、公立高校を受験した生徒のうち、最終的に私立高校へ入学する割合を指します。

例えば、兵庫県全体では2025年度の公立高校全日制の実質倍率が 1.07倍 でした。
定員100名に対して107名が受験し、7名が不合格となる計算です。
つまり、公立高校を受験した107名のうち、私立高校に入学するのはわずか7名。
この場合の戻り率は 約7% となります。

私立高校の定員を満たすには?

では、私立高校の定員が150名の場合を考えてみましょう。

  • 専願:50名(仮に全員合格として)
  • 併願枠:残り100名

戻り率が7%だとすると、100名の定員を埋めるためには…

100 ÷ 0.07 ≒ 1428名

つまり、1428名を合格させて初めて、約100名が入学してくれる計算になります。
専願と併願を合わせると 1478名合格=定員の約9.8倍 もの合格者を出さなければならないのです。

倍率に惑わされないことが大切

この仕組みを知れば、私立高校の倍率だけを見て
「ヤバい」「絶対落ちる…」と不安になる必要はないと分かります。

大切なのは、

  • 当日までにしっかり勉強して自信をつけること
  • 体調管理を徹底すること

です。メンタルが弱ると免疫力も落ち、体調を崩しやすくなります。
このブログを読んで少しでも安心してもらえたら嬉しいです。

残りのラストスパート、一緒に頑張っていきましょう!

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