【長丘ゼミナール】暗算できる=頭がいい?
こんにちは!長丘ゼミナールです!
皆さんは頭がいい人って暗算できるイメージありませんか?
実際、計算が早い人は頭の中での計算スピードが速いです。
授業をしていても、数学が得意な生徒は計算が速いことが多いです。
ただ、そういった子のノートをちゃんと見てみると意外な事実があったりします。
ノート一面にビッシリと途中式が書かれていたりするんです。
ここで考えたいのは計算スピードが速い=暗算が速いということではありません。
一度考えてみましょう。
いつも途中式を全部ノートに書いている地道なAさん
いつも最初の式と答えだけを書いている暗算派のBさんがいます。
2人は計算をしている最中でどうも数字がおかしいことに気付きました。
その際に振り返って答えを確認しやすいのはどちらでしょうか?
勘の良い方は気付いたかもしれませんが、Aさんの方が確認をしやすいんです。
ノートに途中式があれば振り返ってミスを見つけるのは簡単です。
逆に暗算派のBさんは最初から計算をやり直す以外に方法がありません。
しかも、Bさんは途中式を書く癖がないです。
当然やり直すときにも暗算なのでまた同じミスを繰り返す可能性もあります。
暗算が速いことが悪いわけではありません。
ただし、人間は不確実な生き物です。
「どこかで間違える」
数学が得意な子はこれを最初から想定して途中式を書く癖をつけています。
振り替える癖があるからこそ余計な時間を削ることが出来るのです。
小中学生では暗算できる=凄いといった感覚がありますが
テストの点数を取りに行く・計算を確実なものにするには
ノートに途中式をしっかり書くというのは超重要事項ということですね。
こう言われるとなんだそんなことかと思ってすぐに出来ると思うかもしれませんが
癖づくまでは結構時間がかかります。
これを見た今から途中式を書くという癖をつけていきましょう!!
