【大成ゼミ】目標を可視化することの大切さ
こんにちは!
尼崎市の大成中・名和小・潮小・上坂部小専門塾
「大成ゼミナール」です!
大成中では10日前に2学期末テストが終了しましたね。
点数や順位はどうでしたか?
今回は定期テストや日々の勉強、
そして受験勉強に関する内容です。
みなさんは、自分の目標をしっかり持っていますか?
「志望校に合格したい」
「次のテストで80点取りたい」
そう頭で考えている人は多いと思います。
でも、それを「紙に書き出して」いますか?
「書くだけで成績が上がるなら苦労しないよ…」
そう思った人こそ、続きを読んでみてください。
実は、「目標を書くこと」には、
脳科学的にも効果があることがわかっているんです。
今日は、勉強のやる気を科学的に引き出すお話をします。
◇脳にある「検索エンジン」RAS(ラス)とは?
私たちの脳には、RAS(網様体賦活系)という、
特別なフィルター機能があります。
毎日、私たちの目や耳からは膨大な情報が入ってきます。
教科書の内容、先生の話、友達の話し声、スマホの通知…。
これら全てを処理していたら、脳はパンクしてしまいます。
そこでRASの出番です。
RASは、「自分にとって重要な情報だけを通し、
どうでもいい情報は無視する」という役割を持っています。
★「赤いもの」の実験★
わかりやすい例を挙げましょう。
今、スマホから目を離して、
周りを見渡してみてください。
そして、「赤いもの」を探してみてください。
急に、本棚の赤い背表紙や、赤いペン、
カレンダーの赤文字などが目に飛び込んできませんでしたか?
それらは、さっきまでそこにあったのに、
意識していなかったから「見えていなかった」ものです。
「赤を探す」と決めた瞬間、
脳(RAS)が赤い情報をキャッチし始めたのです。
◇目標を書くと、脳が勝手に勉強モードになる
これと同じことが、勉強でも起こります。
ただ漠然と過ごしていると、
勉強に役立つ情報はスルーされてしまいます。
しかし、「次のテストで英語80点を取る!」と紙に書いて、
それを毎日目にするとどうなるでしょうか?
脳が「英語80点」を重要事項として認識します。
すると、RASが働き始めます。
・授業中に先生が言った「ここテストに出るぞ」という言葉が耳に残るようになる。
・テレビを見ていても、知っている英単語が聞こえてくる。
・苦手な文法の解説が、ふと目に入るようになる。
つまり、目標を書くということは、
脳という高性能な検索エンジンに、
「キーワード」を入力する作業なのです。
さらに、目標はスマホのメモではなく、
手書きすることをおすすめします。
手を使って文字を書くという行為は、
脳幹にあるRASをより強く刺激すると言われています。
手間をかけて書くことで、
脳に「これは本気で重要なことだ!」と強く刻み込まれるのです。
◇今すぐできるアクションプラン
騙されたと思って一度やってみましょう。
-
紙とペンを用意する
-
具体的な目標を書く(「数学で◯点取る」「◯◯高校に合格する」)
-
いつも目に入るところ(机の前や筆箱の中)に貼る
たったこれだけで、あなたの脳は「目標達成モード」に切り替わります。
「勉強しなきゃ」と無理に思うのではなく、
脳が自然と必要な情報を集めてくれる状態を作りましょう。
大成ゼミでは、そんな皆さんの目標達成を
全力でサポートします。
まずは目標を決めるところから、
一緒に始めてみませんか?
