なぜ朝ご飯をたべたほうが良いのか?
こんにちは!
今日は「なぜ朝ご飯をたべたほうが良いのか?」というテーマで、お話ししたいと思います。
中学生のお子さんをお持ちの保護者の皆さん、「うちの子、朝ご飯抜きで学校に行っちゃうんです…」なんてお悩み、ありませんか?
あるあるですよね。
「早く起きられない」「お腹がすいていない」「ギリギリまで寝たい」などなど、朝ご飯を食べない理由は本当にいろいろあります。
学校でも「朝ご飯を食べましょう!」とよく言われますし、ニュースや本でも「朝ご飯は大事!」とよく聞きます。
もう耳にタコができそうなくらい(笑)、言われ続けていますよね。
でも実際のところ、「本当にそんなに大事なの?」と思ったこと、ありませんか?
この「朝ご飯論」、なぜこんなにも大事と言われているのか。
ちょっとだけ深掘りしてみたいと思います。
まず、よくある一般的な説明として「朝ご飯を食べると頭がよく働く」と言われます。
これ、ざっくり言うと「脳がエネルギー不足にならないように」ということです。
人間の脳は、寝ている間にもエネルギーを消費しています。
朝ご飯を食べないままだと、脳に必要なエネルギー(=主にブドウ糖)が足りなくなってしまいます。
その結果、授業中にボーっとしてしまったり、集中できなくなったりすることがあるんです。
例えば、朝ご飯を抜いた日に限って「朝のテストで全然頭が働かなかった…」なんてこと、ありませんか?
お子さん自身は「寝起きだから仕方ない」と思うかもしれませんが、実は脳が“燃料切れ”を起こしている場合も多いんです。
また、朝ご飯を食べることで体温も上がります。
人間の体は、目が覚めても体温が上がらないとなかなかエンジンがかかりません。
朝ご飯を食べると、胃や腸が動き始め、体がしっかり目覚めてくれるんです。
これは、例えば朝ご飯に温かい味噌汁やご飯を食べたとき、「体がほっとするなあ」と感じるアレです。
とはいえ、「朝ご飯がどうしても食べられない」という子もいます。
そんなとき、無理やり食べさせるのは逆効果になることも。
おにぎり一つ、バナナ一本、ヨーグルトでも十分です。
ちょっとでもお腹に入るものを、と考えてみてください。
さらに、「朝ご飯を食べると太るんじゃないの?」と心配する声もあります。
でも、これも実は逆です。
朝ご飯をしっかり食べることで、体の“スイッチ”が入り、代謝がよくなります。
朝ご飯を抜いてしまうと、逆にお昼ご飯やおやつをドカ食いしやすくなり、かえって太りやすくなることもあるんです。
ここでちょっとだけ余談ですが、私も学生時代は「朝ご飯めんどくさい派」でした。
ですが、朝にちょっと何かを食べると、午前中の授業がかなり楽になることに気づき、コンビニのおにぎりや小さなパンだけでも毎日食べるようにしたら、集中力も体調もずいぶん安定しました。
これ、けっこう多くの方が実感するみたいです。
というわけで、「なぜ朝ご飯をたべたほうが良いのか?」の理由は、
・脳にエネルギーを補給するため
・体を目覚めさせるため
・太りにくい体をつくるため
この3つがポイントです。
朝は忙しいし、眠いし、なかなか余裕がないのも本音です。
でも「おにぎり一つだけでも、まずは食べてみようかな」と考えるきっかけになればうれしいです。
親子でちょっとした朝ご飯タイム、試してみてくださいね!