真の学力は国語の読解力にアリ!
こんにちは!今日は、「真の学力は国語の読解力にアリ!」というテーマでお話ししたいと思います。
みなさん、「勉強が得意な子」と聞いたら、どんなイメージを思い浮かべますか?「数学がすごくできる」「英語がペラペラ」「歴史を暗記している」なんてイメージが浮かぶかもしれません。でも、ちょっと待ってください。本当にそうでしょうか?
たしかに算数や英語が得意な子は勉強ができるように見えます。でも、実はその根っこには「読解力」が隠れていることが多いんですよね。「え、読解力?」とびっくりする方もいるかもしれませんが、ちょっと考えてみましょう。
たとえば算数の問題を解くとき、「リンゴが10個あります。3個食べました」と書いてあります。単純な話ですが、文章の意味を正しく理解できなければ、計算どころではありませんよね。算数なのに、実は「言葉の理解」が先にあるんです。
国語の「読解力」とは、ざっくり言うと「文章を正しく理解し、自分の言葉で説明できる力」です。難しく聞こえるかもしれませんが、「誰かに映画のストーリーを簡単に説明する力」みたいなものです。つまり、自分なりに話のポイントをつかむ力ですね。
よくある勘違いとして、「読書をたくさんすれば読解力は勝手に伸びる」と言われます。でもこれ、ちょっと問題ありです。確かに読書は大事ですが、ただ文字を追っているだけでは、本当の意味での読解力は伸びにくいんです。「じゃあどうすればいいの?」と思いますよね。
とはいえ、「国語の勉強ってどうしたらいいか分からない…」という保護者の方の声もよく聞きます。そのお気持ち、本当にわかります。数学や英語と違って、国語ははっきりとした勉強法が見えづらいですよね。
でも、少し視点を変えてみませんか?日常のちょっとした会話や、テレビドラマの感想を話し合うだけでも読解力は鍛えられます。「なんであのキャラ、怒ってたんだろう?」なんて、普段から話してみるだけで、実は理解力が深まるんです。
また、具体的な勉強法としておすすめしたいのが、「要約」をする練習です。新聞の記事でも、本の一章だけでもいいので、短くまとめて話してみる。「簡単じゃない?」と思うかもしれませんが、意外とこれが難しいんですよ。でも、これこそがまさに「真の学力」を育てる第一歩なんです。
というわけで、今日の話をまとめますと、「真の学力」とは、教科を問わず「言葉をきちんと理解し、整理して伝える力」。つまり「読解力」だということです。テストの点数だけでなく、この「言葉の力」を伸ばしてあげることが、将来的に大きな武器になりますよ。
ぜひ今日から少しずつ、「話を理解して伝える力」を意識してみてくださいね。きっと子どもの世界がぐっと広がりますよ!