【百道ゼミ】百道ゼミ塾長のつぶやきvol.30~偏差値とは!?~ 2024年5月8日
こんにちは(^^♪
百道ゼミナールの三谷(みたに)です(^^♪
『今回はなぜ偏差値で学力を計るか』
についてご説明します。
例えば、
お子様が最初数学80点・英語60点のテストを
持って帰って来たとします。
この場合、
ほぼ「数学は頑張ったようだけど、
英語がもう少しね」という評価になると思います。
でも仮に、数学の平均点は85点・英語の平均点は
50点であれば英語のほうがずっと頑張ったといえます。
また、
次のテストで数学が70点・英語も70点だったとします。
すると、「英語は盛り返したけど、
数学が落ちちゃったね」という言葉が聞こえそうです。
もし、
数学の平均点が60点で、英語が80点なら、
実際は数学のほうが上がったといえます。
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このようにテストは、
難易度、すなわち難しさがそれぞれ異なるので、
点数の推移だけで評価することにはむりがあります、
そこで偏差値という数字の登場となります。
そして、もう一つ、この偏差値は、
決してお子様の学力を表す数字ではありません。
あくまで、テストを受けた集団の中での、
他人との比較の上出る数字ですなのです。
だから、学力が伸びたから、
必ず、偏差値も上がる、というわけではありません。
え?と思われる方もいらっしゃると思います。
この集団の平均点が、これが偏差値50となります。
したがって、お子様の学力の伸びが周りの子と
同じような伸びであれば、
たとえ学力はついていても偏差値は伸びません。
もっと極端にいえば、学力は伸びても、
それが母集団のアップに追いついていなければ、
偏差値は下がる場合でさえあるのです。
偏差値が変わらないということは、
平均的な学力アップを達成していることになるのです、
決してお子様がサボッテいるわけではないのです。
そんな中での偏差値アップは並大抵の努力では
達せられません。
偏差値を上げることはそんなに簡単なことでは
ないことがわかっていただけたでしょうか。
勉強をやり、学力がつくイコール偏差値は上がる、
というのは、実は絶対ではないのです。
このように偏差値等も少々複雑です・・・
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