2025.07.01
問題集に直接書き込む?書き込まない? [代表:宮谷]
――目的と時期に応じた“使い方”が大切です。
受験を控えた生徒さんからよく聞かれる質問のひとつに、
「問題集って、直接書き込んでもいいんですか?」というものがあります。
この問いに対する答えは――
**「場面によって使い分けましょう」**です。
【定期テスト対策の場合】
学校の定期テストに向けた勉強であれば、問題集に直接書き込んでもOKではないでしょうか。
たとえば、当教室では「セルモシステム(2周)+学校ワーク+iワーク+iワークプラス」など、
最大5周近く問題演習を行うことがあります。
これだけ周回する中で、「何度も繰り返し解く」ことは実質的に難しいため、
効率よく取り組むには直接書き込む方法が有効です。
【受験対策・繰り返し学習が必要な場合】
一方で、セルモで未受講の科目の問題集(例:理科・社会)**や、学校ワークが無くiワークだけの場合は、
ノートに解き、解答は書き込まない方が望ましいでしょう。
特に受験対策では、「1周目はノートに、3周目以降は書き込む」など、
時期や目的に応じて使い方を変える工夫が大切です。
【書く場所以上に大事なこと】
どこに書くか以上に大切なのは、
**「間違えた問題をきちんと解き直すこと」**です。
ただ周回するだけでなく、間違いをどう振り返り、次にどう活かすかが重要。
解き直しの習慣があると、2周目・3周目の進み方が大きく変わります。
【「工夫」と「こだわり」の違い】
学習には創意工夫も大切ですが、注意すべきは「考えすぎて手が止まる」ケース。
たとえば、色ペンで丁寧にノートまとめをすることも、
「勉強した気」にはなりますが、実際に問題を解いていないと点数にはつながりません。
【まとめ】
勉強には「自分に合った型」が必要です。
小学生のうちから、自分にとってのやりやすい勉強スタイルを見つけていくことが、
将来の大きな土台になります。
親子で一緒に考えてみてもいいですし、塾の先生にぜひ相談してください。
試行錯誤を重ねた先に、「ブレない学習スタイル」がきっと見つかります。
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