ドブに捨てる夏期講習30万円
最近夏期講習で25万円、30万円請求されておられる方がいらっしゃったりするのかもしれません。
中3で志望校合格のために勉強量を増やしましょう、と言われると(今まで塾にも行ってなかったから、子どものために仕方ないか…)と思われますよね。
それはそれで勉強量が増えて一見良いことに見えます。
しかし、結論から言うと受験にはほとんど役に立たないです。そしてさらに冬期講習でも同じ金額が請求されて、それもほとんどムダになるでしょう。
理由は…
そもそもなぜ個別指導の塾に通わせているのですか?
学校の勉強についていけないから。
一斉授業の塾では成績が上がらないから。
ではないでしょうか?
つまり、そういう理由で個別指導塾に通う子どもは勉強に関しては「穴の空いたバケツ」状態なのです。
学校の授業で水を入れてもらっても、ピューっと音を立てて水を漏らしているんです。だから蓄積がないんです。試しに中1や中2の範囲のちょっと応用問題をテストしてみてください。ほとんど解けなかったらお子さんは「穴の空いたバケツ」です。
だから、塾で「試験対策」といって試験前に水をドバドバ入れてもらうと瞬間水かさが増します。その状態で定期テストを受けてきます。なので実力以上の点数をとってきます。
で、テストが終わるとピューっと水を漏らしてしまいます。大体50〜70点くらいの点数を取ってくる子はほとんどこのパターンです。
実力は半分あるかないかくらいです。
お母さんは我が子の勉強の出来を学校の定期テストでしか判断できませんから「うちの子は勉強で困ってない」と思うんです。8割〜9割のお母さんがそう思ってます。塾側もこれを心得てますから、定期テストの点数アップに労力を全フリします。
しかし、コンスタントに70点くらいをとってくるようになるともう少し点数がアップする方法をあれこれ探します。しかし35点の実力の子に何をしても80点をとらせるのはむずかしいです。
で、塾をかえたりするのでしょうが、この子はどこの塾に行っても成績はたいして変わりません。断言できます。
この子の勉強を根本的に改善するためには「バケツの穴をふさぐ」ことです。「バケツに水を入れる」塾はそこらじゅうにあります。99.9%の塾がそうじゃないでしょうか?
め塾では「バケツの穴をふさぐ」勉強をさせます。一旦水を入れるのをやめて、その労力と時間を「穴をふさぐ」ことについやします。穴がふさがるのにはある程度の時間がかかります。
「穴をふさぐ」ことが必要で重要だと理解されてるお母さんでも中3になると「それでもテストの点数が…」とおっしゃられたりまします。気持ちはとてもよくわかります。
それでも、「穴をふさく」ことが最優先です。仮に高校入試には間に合わなかったとしても大学入試には間に合います。
バケツに大きな穴をあけたまま社会人になってる人もとてもたくさんいます。皆さんの周りにもいるはずです。そんな人物にはなってほしくないとめ塾では思っています。
「バケツの穴をふさぐ」ことができる塾は大阪府下に何件あるのでしょうか?私の友達の塾で数件あるくらいです。
お子さんの学習の根本的な改善を考えられている賢明なお母さんは、今すぐめ塾にご相談ください。
ほとんどの方は「バケツの穴」のことに気づきもしませんので。
「バケツの穴」を塞がない限り、夏期講習にいくら費やしても、週2回の授業を週3回に増やしても増やした水の量だけ漏れるだけです。