【豊中11ゼミナール】失敗するということ 2024年4月16日
こんにちは。豊中11ゼミナール 杉本です。
美しく咲き誇った桜も散り、新緑の芽生える季節へと近づいてきました。
新しい環境や生活に皆さんも馴染んできた頃でしょうか。
学生の皆さんは新しいクラスや学校でこれからの生活に胸躍らせていることだと思います。
そんな学生の皆さんに、たくさんの失敗と経験を積み重ねながらたくましく日々を過ごしてもらうためのヒントとしてこんな言葉を送ります。
”失敗したわけではない。勉強したのだと言いたまえ。” トーマス・エジソン(1847~1931)
一見、なんて屁理屈を……と思うかもしれません。実際、うまい具合に言い方を変えるという意味では屁理屈に違いないのですが、同じ内容でも視点を変えることでこんなにも違って聞こえますよね。
失敗するということは、そのやり方ではうまく事が進まないということを実際に体験できた、ということです。例えば、学校の先生や両親に「失敗するからそのやり方はやめなさい」と言われたことが誰しも一回はあると思います。それは、「やめなさい」といった大人自身が「そうすると失敗する」ことを分かっているからです。失敗するパターンを知ることが出来なければ失敗を避けることもできませんね。
と言っても、言葉の通り失敗を頑なに認めないことは違います。失敗したことをそのままに「勉強した」とは言えず、何も得られた成果がないままにするのはただの失敗に過ぎません。失敗をしたことについての反省や、次への改善点を見つけることで初めて勉強と言えると彼は述べています。彼もまた、失敗を幾万回も繰り返した末に成功を見つけ、成果を上げてきたのでしょう。
皆さんも、新しい環境や勉強内容に時には失敗することもあると思います。学生の皆さんだけでなく、大人だって何歳になっても失敗はつきものです。それでも、どうか失敗を恐れたり挫けることなく物事に全力で取り組んでいってください。失敗したら、別のやり方を模索したりそのやり方の何がいけなかったのかを考えて次に生かしましょう。そうすれば、きっとあなた自身の力となり経験となって、さらに成功へと近づくことが出来ます。