2024.02.16
これが「現実」です。
令和3年度の小6の5月に実施された、「全国学力・学習状況調査」です。
もう一度言います。
「小6」です。見間違いではありませんからね?
の大問2⃣の直角三角形の面積を求める問題です。
これ、正答率どれくらいだと思いますか?
結果はこうでした。
全国(公立):55.1%
大阪(公立):52.4%
これを読んでいる大人の多くは、え? ウソ!? なにかの間違いでしょ?
とでも思っていらっしゃると思いますが…
いいえ、正確なデータです。事実に相違ございません。
これが今の公教育の実態なのです。
塾で教えていても、私が教える前から
三角形の面積の求め方を「理解」している子には
ほとんど出会ったことがありません。(なんやったら中学生も含めて)
そらそうです。塾に通うまで聞いたことがないからです。
これが「現実」です。
この国の公教育の劣化の勢いは激しさを増すばかりで
とどまることを知りませんし、回復の兆しも見えません。
われわれ、塾の講師が、微力ながら、ほんの少しでも、
子供たちの将来を憂い、学力を補完していくしかないのです。
…のぞむところだ。
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