大学推薦入試「出願書類でよくある疑問」Part6「自由記述って何を書けばいいの?①」|総合型選抜・推薦型選抜|KOSSUN教育ラボ
KOSSUN教育ラボのブログにご訪問頂きありがとうございます。
こんにちは!
KOSSUN教育ラボ|総合型選抜(AO入試)推薦入試専門塾 副代表の西村です。
今回は大学推薦入試の「出願書類でよくある疑問Part6」の解説をします。
【出願書類でよくある疑問Part6】
「自由記述って何を書けばいいの?」
自由記述とは、白紙の紙にあなたがアピールしたいことをあらゆる表現方法を駆使して伝える書類です。
私はこれまで指導してきた受験生の自由記述を分析しました。
その結果、合格のパターンは次の3類型に分けることができます。
①「過去重視型」
②「未来重視型」
③「ミックス型」
合格する人の大多数は、この中のいずれかの型に則って自由記述を作成しています。
①では、これまでの人生におけるストーリーをアピールしたものとなります。
経験豊富な人に多く見受けられます。
②では、大学での具体的な研究計画や現在の問題意識と入学後の学びとのつがなりをアピールしたものとなります。
過去の実績にはあまり自信がないけれど、「大学で何をしたいのか」については明確であるという人はこの型で勝負することが多いです。
③では、①と②の両方をバランスよく合わせて、過去、現在、未来のストーリーに沿ってアピールしたものとなります。
ちなみに、KOSSUN教育ラボでは、②のタイプが最も多いです。
ここまで、自由記述の作成にあたって、その類型をお伝えしました。
ですが、最も大事なことは「どう書くか」ではありません。
「何を書くか」の方が重要です。
これは自由記述を作成する上で、常に意識しておかなければいけないことといえます。
合格する人の自由記述は、何を伝えるのか、その目的が明確です。
伝えたいことは1つだけに絞りましょう。
いくつも伝えようとしてはダメです。
伝えたいことが多ければ多いほど、相手は理解できなくなります。
結果として、何一つとして伝わらなくなってしまうのです。
たった一つの伝えたいこととして、「コンセプト」を決める必要があります。
コンセプトとは、直訳すると、「概念、観念」となりますが、ここでの意味として、「一貫したテーマ」と訳すのが適切でしょう。
「自由記述で『人を巻き込むリーダーシップ』を伝えたい」といった明確なアピール意図が、コンセプトです。
その場合、多くの仲間と数々のプロジェクトを遂行してきた経験などについて、写真などを効果的に使用しながら伝えるのも一つです。
コンセプト決めこそ、自由記述の一番の難所といえるかもしれません。
「エイヤ!」で決めてしまうと、後々作り直すハメになります。
大幅な時間のロスを避けるためにも、ここは十分に時間をかけて構いません。
「自由記述の内容は、『過去』『現在』『未来』のバランスを考える」
次回は大学推薦入試の「出願書類でよくある疑問Part7」を解説します。
質問や相談がある方は、ぜひKOSSUN教育ラボ公式ホームページまでお問合せください。
また、KOSSUN教育ラボでは総合型選抜(AO入試)、推薦入試受験生、保護者を対象に無料個別相談会を実施しています。
KOSSUN教育ラボのプロ講師がマンツーマンであなたの質問、相談にお答えします。ぜひ、お気軽にご参加ください。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
質問、相談大歓迎!