2月のある日の塾の様子
東金市にある栄翔塾の2月のある日の塾の様子です。
中1生の一人の生徒は数学の図形を学習します。立体の表面積、体積を求める問題を進めます。表面積を求める問題の中に円錐の問題があります。円錐の表面積を求める問題では、おうぎ形の面積が分からないとできません。少し前に円の面積、周の長さの求め方を復習して、中心角を使っておうぎ形の面積、弧の長さの求め方を学習しておきました。
別の1年生は理科のレンズがよく分からないと言ってきました。一通りの説明を学習動画で確認した後に、作図をしてもらいます。作図のプリントでは、レンズと光源の位置が異なる図が描かれています。光源の先から光軸に平行にレンズに入る直線とレンズの中心に入る直線を描いてもらい、レンズを通過した後にどこで交わるかを確認してもらいます。その場所にスクリーンを設置することで、像が映ることを説明します。さらに、光源の先でなく途中の部分はどうなるか、光源からレンズに届く、光軸に平行な線とレンズの中心に入る直線以外の光の線が、レンズ通過後にどのように屈折するかについても説明を加えます。
虚像を説明する際には、絵は全くうまく描けないのですが、虚像ができない側に目の絵を描きこみます。(下の画像を参照)教科書を見ると、同じ絵が載っていました。その上で、虫眼鏡で大きく見える仕組みだよと説明を加えます。
中2生の生徒の一人は、英語が分からなくなってきたということで、現在完了形を学習します。昨年までの教科書では、3年生で習う内容になっていました。今年度の教科書で2年生で習うことになりました。コロナの影響で学校の授業がお休みになったり、授業時間が短縮されたりしている中で文法事項の内容や単語数が増えています。学校では教える側にとっても学ぶ側にとっても負担が大きくなっています。栄翔塾では、学習内容で一番もやもやしている科目や内容について、塾の時間を使って、分かってもらいたいと思っています。
別の2年生は、国語の漢文の返り点、一二点の使い方が学校の授業では今一つ分からなかったようです。
簡単な解説を加えて、読み下し文についてのプリントを学習します。四角のマスがいくつか並んでいて、その左側に返り点、一二点がついています。四角のますに読み順の番号を入れる問題を進めます。また、いくつかの□のますに番号がついていて、その右側に返り点、一二点を記入する問題も進めてもらいます。合わせて30問ほどの問題の答え合わせをし、間違いを指摘しながら学習を深めます。
別の2年生は電流・電圧、オームの法則が分かりづらいという申し出です。塾には、電流を水の流れに、
電圧を水圧(水の高さ)に見立てて答えてもらうプリントが準備してあります。答えるときは水の流れの方はリットルで水圧の方は、メートルで記入してもらいます。そのプリントのあとに、A(アンペア)、V(ボルト)で答えます。また、オームの法則では、A(アンペア)で計算を進めますので、mA(ミリアンペア)をA(アンペア)に直せるかの確認をします。それから、回路図の問題へ進みます。
別の2年生は図形を進めています。平行四辺形の定義と性質を使った証明問題の穴埋めの問題を進めます。
*栄翔塾では、科目ごとに月謝をいただいておりません。
塾の時間の中で自分が一番にやりたい科目や項目を選択して学習できます。
中学生がくる前に小学生が来ていました。
小学生には学習準備に100ます計算を何回か進めてもらっています。
小学1年生は普通はたし算とひき算です。
この生徒は小学3年生のお兄さんも通っていて、その影響もあるのでしょう。
この日、かけ算の100ます計算を2回計算すると宣言して、かけ算を始めました。
途中、たし算でかけ算の答えを求めている場面もありましたが、200問を進めていました。