中学受験をお考えのご家庭へ〜母としてやってきたこと〜vol.10 【東海・南女】受験生をもつ保護者様へ。中学受験とその後について
東海地区の中学受験もいよいよ大詰めとなってきました。
もはやここまできたら、想定外の結果であった場合どう気持ちを切り替えるか。その心の準備をしておいたほうがよいでしょう。
中学受験には魔物が棲んでおり、関わる親子の生活、考え方に非常に大きな影響を与えます。
今までわが子のことを真剣に考え、心配し、わが子にとってベストだという道を模索されてきたはずです。
何年間にもわたる闘いの中、知らず知らずのうちに、後戻りできない思考に陥ってしまっているかもしれません。
それもそのはずです。
最難関校に合格するために、しっかり計画を立て、コレだ!と思う勉強法で取り組んできたのですから。
しかし第1志望に届かなかった場合のことも、必ず想定していただきたいと思います。
まずはすべてを受け入れる心の準備です。
一日は落ち込むでしょう。でも一日で留めましょう。
その後の対応を事前に決めておき、親が落ち込みすぎないことです。
すべてはお子さんに再度、前を向かせるために。
第2・第3志望進学なり、公立中進学なり、どう転んでも道はあります!
子どもは大人以上に新しい環境に馴染むのが早いものです。引きずるのはむしろ親です。
進学した学校でどう過ごしていくかのほうが、はるかに大切です。
これは中学受験に限った話ではなく、高校受験、大学受験にも当てはまります。
ベストを尽くしている限り、失敗ではありません。決して恥ずかしいことでもありません。
「届かなかったけど、がんばった」という事実は「自信」と「自己肯定感」につながります。
どう転んでも、前向きに力強く生きてほしい、そう願ってやみません。
受験まであと少し。もはや「がんばれ」とは言いません。
今は心静かに当日を迎えましょう。
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