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2018.10.02
植田博明の情熱コラム「グローバル・リーダーの資質①」

 

 “グローバルドリームアカデミー(GDA)”は何を目指すか。今回から数回にわたって皆さんと共に考えていきたいと思います。まず、グローバル(Global)はグローブ(Globe:地球)に由来する「地球規模の」を意味する「形容詞」であり、それを動詞化した言葉がグローバル化(Globalize)であります。“グローバル化”という言葉の意味は“文化・経済・政治など人間の諸活動、コミュニケーションが、国や地域などの地理的境界、枠組みを越えて大規模に行われるようになり、地球規模で統合、一体化される趨勢”(出典:ブリタニカ世界大百科事典)となっています。ここで私は2つの視点からグローバル、グローバル化の意味をより深く考えてみたいと思います。

 

 第一には、「グローバル(地球規模の)」は「インターナショナル(国際的)」とは、根本的に異なる概念であるということであります。グローバル化とは交通、通信などにおける科学技術の驚異的発展によってもたらされた国家の壁を超えた大規模な“人、モノ、金、情報”の交流の不可逆的趨勢であります。グローバル化は、コフィ・アナン元国連事務総長が指摘するように“重力の法則”と同じように厳然として存在する時代の流れです。つまり後者が国を単位として世界を見るのに対して、前者は地球全体を単位として世界を見る視点です。時代的変遷で言えば、1991年12月ソ連が崩壊し、米国とソ連を中心とする冷戦体制終結以降、ウェストファリア体制と言われる約350年続いた国家中心の体制から、国家を超えた諸活動が自由になされるグローバル時代に本格的に移行したということです。

 

 我々が直面する紛争・地球環境の悪化・貧困・疾病などの諸問題はグローバル(地球規模)な広がりをもっているにもかかわらず、その対応策は国家の利害を最優先したものとなっているので、根本的な解決には程遠い成果しか上げていません。この点に関連して、グローバルな諸問題に取り組んできた国連の諸活動について、国連事務次長を務めた明石康氏は2000年9月国連創立55周年を機に次のように述べています“世界連邦でも世界政府でもない国連は、それを構成する加盟国、特に安保理常任理事国の意思にかなり左右されてしまう。こうした国の国家エゴを超越出来なかった国連の姿がある、それを急激に変えることは不可能であろう。”(読売新聞 2000年9月4日)と述べ、グローバル時代と言われる今日、深刻な障害となっているのが国家の利害を優先する指導者の姿勢であることを率直に語っています。

 

 日本においてもグローバル時代に対する対応が極めて遅く、2010年頃からやっと政府が指導するいくつかの政策が打ち出され始めました。このような対応が大きな理由の一つが、日本の知識人、メディアの中にグローバル化という不可逆的な時代の趨勢に対して真正面から対応するのではなく、グローバル化の過程であらわれた国家間及び地域間の経済的格差などの負の現象のみを強調して、グローバル化という時代の流れを客観的に認識しようとしなかったところにその大きな理由があったと思われます。

 

つづく

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