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 川浦教育システム 塾ブログ

2018.08.29
平成30年度 全国学力テストについて②

●全教科平均下回る、小学校の理科最下位…大阪府

 文部科学省が7月31日に公表した全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)の結果で、大阪府内の小中学生は3教科・10区分全てで全国平均を下回りました。ほとんどの教科で、前回よりも全国平均との差が縮まりましたが、小学校の理科は全国最下位でした。

 文科省は2017年度から都道府県ごとの平均正答率を整数で公表していますが、府教育庁は学力の変化を分かりやすくするため、従来通り、小数点第1位まで発表しました。

 小学校では、全教科で正答率の全国平均との差が縮まりました。特に算数Aは全国平均まで0・1ポイントに迫りました。ただ、理科は2・9ポイント、国語Aは2・6ポイントと差は依然、大きくなっています。中学校でも、前回比で国語Bで1・3ポイント、数学Bで0・6ポイント、全国平均との差を縮めるなど、数学Aを除く全ての教科で差を詰めました。一方で、理科は全国平均より2・1ポイント低くなっています。府教育庁小中学校課の辻尾和典・主任指導主事は「全国平均との差は縮まってきた。夏休みの間に各校で分析して、2学期からの指導に生かしてほしい」と話しました。

 成績低迷の要因について、府教育庁は「基礎的な読み書きの力の不足が、大きな要因ではないか」と推測しています。国語はもちろん、理科や算数・数学でも、問題文の意味を正しく読み取れなければ、解けないからです。「課題が浮き彫りになった」と担当者が注目するのが、小学校の国語Aで出題された主語と述語の関係を考える問題です。府内の正答率は28・0%にとどまり、全国の公立校の平均正答率(35・5%)と大きな差がつきました。

 松井知事はこの日、記者団に「少しずつ学力が回復しているが、もろ手を挙げて喜べない。読解力を高めるため、活字に親しんでほしい」と語りました。府教育庁も改善に力を入れています。これまでの結果を踏まえ、読解力を上げるための取り組みを始めました。昨年11月、読解力や記述力をつけるプリント教材「ことばのちから」を作成し、小中学校に配布しました。「質問じょうずになろう」「よりよい文章に『推敲(すいこう)』しよう」などのテーマで、学年に合わせて教諭らが自由に編集し、活用できます。また今年6月、学年ごとの到達度目標を記した「できるかなリスト」とともに、読解の問題を集めた冊子を府内の学校に配りました。小学校低学年では、主語と述語の関係を理解するために、女の子が本を読んでいるイラストを見て、誰が、何をしているかを書く問題があります。中学年では、登場人物の心情を理解するため、性格を表す言葉を考えさせます。担当者は「すぐに効果が出るわけではないが、国語力が向上することで問題をきちんととらえることができるようになり、他の教科の正答率も上がるはずだ。地道な取り組みを重ねて、学力の底上げにつなげたい」としています。

2018 全国学力テスト 都道府県別平均正答率(%)
左側: 平均正答率(%)  右側: 都道府県別順位
             
 
   
 
                     
都道府県 小学6年 中学3年
国語A 国語B 算数A 算数B 理科 国語A 国語B 数学A 数学B 理科
大阪 68 43 52 46 63 21 51 18 57 47 75 35 59 39 65 28 46 20 64 42
全国
(47県)
71 55 64 52 60 76 62 67 48 67

 

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