中学受験をお考えのご家庭へ〜母としてやってきたこと〜vol.8 柔らかい頭と平面・空間図形感覚
vol.6で、特に女の子こそ算数に関しては先手必勝、先行逃げ切りでやる必要があります。(✳︎2)と書きました。
ハイティーン(高校生)になるほど男子の数学力には敵わないと実感してきた私は、「女の子でも算数を得意にさせたい!」という強い思いがありました。
そこで、算数脳を作るためにあらゆることを試してきました。
そこで今日は、平面・空間図形感覚を養う方法を書きます。
女の子は図形、特に立体図形を苦手とする可能性が高い。よく言われていることです。
そこでこのようなブロック類を少しずつ増やしていきました。
・三角パズル
・ルービックキューブ
・立体パズル エド・インター
・積み木
その他、頭を柔らかくするために以下のようなもの。
・はなまる学習会の脳パズルシリーズ(なぞぺー、立体キューブ)
・宮本算数教室シリーズ
・ブロックス
・ハノイの塔
・囲碁ドリル
いずれも簡単なものから始め、難しくなってきたらペースを落とします。
切り口を紙面で理解できなければ、大根を立方体に切って、断面図を見せたりもしていました。
色々試した結果、固すぎずやわらかすぎない芋ようかんが一番使いやすい!と判明。
断面図に使いやすい食材は芋ようかん!
ちょっとやりすぎかなぁと自分でも思いながら、ハマっていました。
もはや子どものためというより、私の趣味と化していましたが、数学で志望を下げざるを得ないという事態は免れました。
今小学生のみなさんも、いずれ中学受験にせよ高校受験にせよ、平面図形に補助線を入れる、立体を切断する、切断した立体を回転するといった問題に出くわします。
その時、算数がもともと得意な男子にひけをとらないように、と思うと女の子は早くからの練習が必要です。
勝てなくても負けなければよいのです。全教科勝負ですから。地道にやるのみです。
算数の勉強らしい勉強編はまた後日…。