中学受験をお考えのご家庭へ〜母としてやってきたこと〜vol.6 無理なく先取りができるのは、年長から一年生まで
今回は、生徒さんの例も挙げながら、先取り学習開始の最適時期とその必要性についてお話しします。
4月にご入塾の一年生の女の子が、昨日から二年生の内容に入りました。4月半ばからわずか三ヶ月半です。
二年生のテキストを目にした瞬間の、わぁ~o(^-^)o⤴︎という笑顔に私も嬉しくなりました。
通塾 週2回。各1時間の学習。宿題はごく無難にこなせる量しか出していません。
もちろん、ご家庭のご協力により宿題は毎回きちんと丁寧にやって提出されています。(今後も上手に導き育てていきたいとワクワクしていますo(^-^)o)
間違いなく言えるのは、無理なく(✳︎1) 先取りが可能なのは、一年生ご入塾までです。
特に女の子こそ算数に関しては先手必勝、先行逃げ切りでやる必要があります。(✳︎2)
かといって、やみくもに早くからやればよいというわけでもありません。無理なく始められ、その後も1~2学年分リードできるベストなタイミング。
それが年長~一年生の時期です。
もちろん、脳を介さない計算のみのパターン学習ではありません。図形、文章題、思考力を含んでの先取りです。
中学受験をされる場合はもちろんのこと、公立中学で上位1割をキープし、上位公立高校を狙う場合にも学力貯金が必須です。
小学生の間の学力貯金がそのまま中学に反映され、高校選択にも多大な影響を及ぼします。
なぜなら、公立中学生が副教科を含め生活全般についてぬかりなく過ごし、さらに部活、となると相当の要領のよさが必要になるからです。
そう、勉強を頑張りたくても勉強だけに注力できない、という現実があります。時間的・体力的制約を受けてしまうのです。
稀にみる能力の持ち主でない限り、たとえ少々地頭がよくても限界があるのです。
だから、小学生の間の学力貯金が非常にものを言います。
例えば、国立中学に受かったお子さんは、年長さんから学習をされていました。
公立中学1割に入るお子さんも、やはり小学生からの学力貯金がしっかりあります。
もちろん2人の実子は、年長からの学力貯金をしっかり持って、関西圏を含む中学受験をしました。(✳︎3)
決して焦らせようというのではありません。ただ厳然たる事実を見てきたので、断言できます。
親御さんの情報量がお子さんの将来を左右するのであれば、この事実をぜひ受け止めていただき、知っていてよかった、となることを願ってやみません。
(✳︎1〜✳︎3についての詳細は、後日ブログにて書く予定です)