中学受験をお考えのご家庭へ〜母としてやってきたこと〜vol.4 『読書へ誘導する』さりげない継続
低学年のうちは、一に国語、二に国語、三、四が外遊びで五に算数。だと前回書きました。
最近、あかつき塾のブログにも載せましたが、カリスマ国語講師 出口先生『文豪から学ぶ実践的人生戦略』の動画を娘にも見せました。
『近代文学を読むことでのみ、教養がつく。』
そして『教養が無いと、相手にもされない』というテロップで、娘が固まりました!
『そう言われると読みたくなるじゃん』という反応! お!思いがけずまたチャンス到来です。
そこで、娘がひたすらゴロゴロしていた日曜日。夕飯後に一冊、ぽんと彼女の手のひらに乗せてみました。帯のフレーズに関心を持ったのか、一気読み。成功しました!
近代文学ではなくても、入り口は入りやすいほうがよいかもしれません。その後、本から知り得た脳死に関するにわか知識を、自慢げに披露してくれました。(実は疲れていましたが)そこで面倒くさがらずに反応してやると、親子のコミュニケーションにもなります。なるべく聞いてやってください。親は大変です。小学生ならなおさら『すくすく伸びる子』に育ちますね。
日頃、読書量が足りていないと感じる子には、押し付けすぎることなく、でも常に読書に興味を持たせるような働きかけをしていくとよい、と感じた日でした。
ところで動画の対談の中では、『教科書は物語の一部しか載っていないから、その本の前後を読みたくなくなる』と対談相手の方が発言されていましたが、そうとも限りません。
『読解問題集を利用しての代用読書』を契機に、『続きを読みたくなった!』という実例が目の前の娘です。『部分読みから全体読みへ』うまくつながるようあれこれやってみたのは、子育てのほんの一例です。
現在奮闘中のご家庭も、今を大切にお子さんを慈しんであげてくださいね。多少の失敗は大丈夫。
きっとまっすぐいい子に育ちますよ。
以下、お母さんのことがだいすきな様子がわかる例です。
課題『手紙を書いて伝えよう』
「ママへ。いつもりょうりを作ってくれてありがとう。ぼくも大きくなったら、ママにつくってあげるね。」
あかつき塾 低学年男子
お子さんをお持ちのご家庭の皆様、あかつき塾は9月から保護者様向けの育児カウンセラーをお呼びします。お役に立てると思います。今しばらくお待ちください。